Sting - a memoir Broken Music - 1
スティングの自伝をレポートで使用しました。数えられないほどのバンド名や曲が出てきたので消化がてらまとめてみたいと思います。
翻訳版ですがこんな本です。Stingは現在60歳を超えましたが今でも滅茶苦茶かっこいいです。
なんかこう鋭い雰囲気があるんですよね。曲者感というか…。俳優といっても通りそう。代表曲としては
Shape of My Heart
LEONの主題歌
Englishman in New York
などがあげられましょう。
では早速入って行きたいと思います。
ハディ・レッドベター ワルツ曲《おやすみアイリーン》
Last Saturday night I got married
Me and my wife settled down
Now this Saturday we have parted
I'm taking a trip downtown.
スティングの幼い頃の記憶に色濃く残っているというのが、なかなかのテノールボイスの父親が母親の弾くピアノに合わせてこの曲を哀愁たっぷりに歌っていたというもの。
そのお父さん自身はビッグバンドが好きだったそうです。
ドーシー・ブラザーズ
ベニー・グッドマン
最初ビッグバンドってなんだっけ…って思ったんですが、これはスウイング・ガールズですね!スイングがなければ音楽じゃない、でしたっけ。あとはのだめも思い出します。Sオケの紋付き袴の和製ビッグバンド…。懐かしい。
ビッグバンドの定義としては、
ビッグバンドはポピュラー音楽、特にジャズにおけるバンド形式の一つ。一般には大人数編成によるアンサンブル形態のバンド、あるいはこの形態で演奏されるジャズのジャンルのことを指す。前者はジャズ・オーケストラ、後者はビッグバンド・ジャズと表現をすることもある。
アンサンブルの形態としては、高度なアレンジとソロパートの組み合わせにより演奏されるため、即興演奏を主とするジャズ・コンボとは対極を成すといえる。
ジャズのジャンルとしては1930年代と1940年代に主流となっていたスウィング・ジャズと同義語とされることも多いが、近年ではビッグバンドの形式でスウィング・ジャズ以外(ビバップ、フュージョンなど)が演奏されることも多いため、現在では必ずしも同義語とは言えない。
wikipedia先生によるとこういうことらしいです。技巧的な大人数のジャズ、アンサンブルを指す感じでしょうか。
お母さんの好みがロックンロールだったようで、Stingはここからロックンロールの世界を知ったそうです。はじめにMGM、RCAが挙げられますが、これはアメリカの映画配給会社。MGMはMedia-Goldwin Mayer Inc. ライオンがガオーってなるあの会社みたいです。RCAはRadio Corporation of America。デッカはデッカ・レコード、これはイギリスのレコード会社。
「雄猫のようにトッティ・フルッティをがなり歌うリトル・リチャード」、
「頭がおかしくなった福音伝道師のように《グレイト・ボールズ・オブ・ファイア》を唱道するジェリー・リー・ルイス」、
「のちに私が手に負えない性的あてこすりと決めつけた《オール・シュック・アップ》を低音で口ずさむエルヴィス」。これらは「無邪気な歓喜の発作に放り込み、床を転げまわるある種の宗教的エクスタシーで震えさせた」と書かれています。
またお母さんはブロードウェイ・ミュージカルも好きだったといい、Stingはたっぷりとその魅力を教えこまれたそうです。
オクラホマ! Oklahoma!
南太平洋 South Pacific
カルーセル Carousel
のロジャーズ&ハマースタイン、
『ウェスト・サイド・ストーリー』のバーンスタインの世界。たくさんのシャワーを浴びて育ってきたんだなという感じを受けます。
第一章のこのへんできりがいいので、一度切りたいと思います。作業しながらでもこの音楽、聞いてもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。